コサージュの作り方その2
さて、コテ当ての終わった花びらをお花にして行きましょう!
組み立てはオーナーのアンさんです。
まずはワイヤーに花びらを巻きつけて芯を作ります。
バランスを考えながらお花が綺麗に咲くように
かわいくな~れ
と思いながら組んでいきます。
イライラしてるときはアンさんいわく、形が綺麗に作れないそう
お花だけじゃなく美しい物を作るときは心に余裕がないとダメですね。
1枚付けてはバランスを見て、付けては見ての繰り返しです。
ミントグリーンの花びらの間にはドレスに使っているレースも花びらとして入っています。
このレースの白の分量も考えながら組んでいきます。
そして、あっと言う間にほぼ完成
早い…この日はアンさんの気持ちが穏やかだった様です(笑)
奥ではナナちゃんがお客さんのデザイン画ををせっせと描いています。
「後ろがホワッとして前がヒラヒラでフワフワしたドレスにしたいです」などなど
言葉にすると訳の分からない物を形する大変な作業です!
その話はまた別の機会に…
表が組みあがってもまだ完成ではありません。
裏も大事なのです。
裏の花びらが重なって糊が見えたり、このままだと
花びらの根元が引っかかってはがれやすくなるので
同じ素材の生地で補強をします。
見えない所も美しく
ようやく完成です
かっ、かわいい!
早く姫に付けてる所が見た~い!!
次回のお衣装合わせではヘアメイクリハーサルも合わせて行います。
「髪の毛はダウンで横に付けて…」
「いやいや!顔の前の方に付けてもかわいいって!」
と姫もいないのに私達の勝手な妄想は止まりません
指折り数えてお衣装合わせを待つ、きみがお送りしました♪
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