お式を終えて一言
両家の確認が取れ、突然決まった結婚式。挙式を嫌がる彼とどうしても式を挙げたい私のバトルの日々が始まった。
式場や披露宴会場、ましてや一生に一度のウエディングドレス・・・何一つ決まっていなのに、残すところ後3ヶ月。
身内だけでの集まりでこじんまりとした人数なので、私はレストランウェディングに決めた。
そこは、母の友人がオーナーである、表参道沿いにあるキャビアを出す格調高いレストランで、もちろん更衣室もなければ、ウェディングプランナーもいない隠れ家的なレストランである。近くの美容院でメイクと着付けをすませた 私と彼は、撮影のためにレストランの螺旋階段の最上段に立った。真昼の熱い日差しを一杯に浴びた私のウエディングドレスは、ますます白さを増し、純白に反射する陽の光でゴールドに輝き始めた。
行きかう人が上を見上げて、「キャー、花嫁よ、結婚式よ。」と歓声を上げる。世界でたった一つの、そして、今日のこの日のために縫い上げられたウエディングドレスは、私にとって最高の贈り物でした。このドレスこそが「アトリエアン」のオーダーメイドのウエディングドレスである。
今でも昨日のことのように思い出すのが、このアトリエアンで試着した日のことである。
「なおちゃんにはこれが似合う」と見事な母のスケッチにしたがって、3回の試着だけでデザインもサイズも決定し、彼のタキシードまで母のデッサン通 りのデザインとなった。後は受け取りに行くだけになった。
式の前日にドレスを受け取りに行くと、台本と照らし合わせながら、全ての立ち振る舞いまでをも伝授してもらえた。台本だけで、どんな式の様子になるのか、アンさんには全てお見透しのようだ。ウエディングプロデューサーとはアンさんのことを言うのだと思った。
結婚式 当日。ピンで裾をアップしたドレスで皆様をお迎えし、お花なしのシンプルロングドレスの2種類のデザインを楽しむことができた。止まないシャッターの中、バージンロードを歩く私はまるで芸能人気分に浸れた。
式を終え、式を嫌がっていた彼から「結婚式、やって良かった。けじめがついた」との言葉をもらい、あんなに嫌がっていたのに・・・。私は、彼の一言でこの上もない幸せな気分になった。
4月に友人がクルージング結婚式を挙げる。もちろんドレスは世界でたった一つのウエディングドレス「アトリエアン」。あの素敵な純白とゴールドのスパークリングが目に浮かぶ。花嫁しかわからないウェディングマジックかも・・・
親子のセンス光る、ステキな調印式&パーティになったようです。
お色直しのお着物も素晴らしかったです!! お仕事もお忙しいようですが、体に気を付けて頑張ってくださいね♪
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